知らない
いま読んでいる本によると
約15年後に世界の人口は15億人ほど増えるそうだ。
そして時を同じくして日本の総人口は1330万人減と予想されている。
15年後に世界では今の中国の総人口ほどの人が増えるのに
日本単体で見ると東京都まるまるくらいの人が減る。
最近巷で話題になっている年金制度の崩壊も納得の数字。
僕が生きている世界は「知らない事は罪じゃない」けど「知らないと不利」になるように出来ていて今からでもちょっとでも世間や身の回りのことを知る事はマイナスではないと思う。
知る事はとっても楽しい。
嫌いなものも好きなものも増える。
選ぶ楽しみも手放す悩みも増える。
協調性や質素倹約が美徳とされる同調圧力は国から見ると都合がいいんだろうなぁ。
やんわりとじんわりと貧しくなっていっても周りも不幸なんだから我慢しろ、で重くフタをされてしまいそう。
仮に今よりもっと閉鎖的に、窮屈になっても
僕たちはなんとかその中での、そのサイズでの楽しみを見出してやっていくはず。
柔軟性の無駄遣いというやつだ。
校則で禁止されたってスカートの注意されないギリギリの短さを見つけ出したり
クセ毛だ、で逃げ切れる緩さのパーマをかけたり
学ランの袖の内側からイヤホンを通し、肩肘をつく姿勢で片耳にイヤホンを入れて音楽を楽しんでいたり
決められた制約の中でのささやかな反抗が好き、というか出る杭にはなれない国民性であって、僕もそういう環境で育ってきている。
ただ、「知っている人」たちは自分なりの方法論、戦い方で義務と責任を果たした上で堂々と自由を楽しんでいる。
やっぱりそっち側の方が楽しいだろうなぁと思ってやまないので
出来るだけそちら側に進めるように、と思っている。
ニュースは連日辛い事件や誰かが起こした不祥事ばかり流し込んでくる。
そのくせ、本当に都合の悪い事は隠しているように思う。
明日も生きていることが当たり前ではないという出来事が現実として隣り合わせのところにある。
やりたい事はやって
ヤりたい子とはヤって
会いたい人には会って
伝えたい事は伝えて
見たいものは見て
ちゃんと自分の時間を生きないといけないと強く感じている。
後悔のない生活を。
□今日の1曲
迷ってるわけじゃない
もういっそこのまま
Traffic Jam / SPiCYSOL
新曲めっちゃいいや〜ん