志の輔らくごを観た話
初めてはいつだって楽しい。
今日は人生で初めて落語を見てきた。
落語というものはどこかシルバー世代の娯楽だという先入観があったのだけど
僕らの世代でも楽しめるどころか
むしろ世代を選ばないものだった。
今日の演目は8年ずっと続けられている
2部構成に分かれているもので
これが初めての人にもとてもわかりやすくて
楽しめるスタイルになっていた。
毎年行われている演目のため
構成や内容が円熟しているのはもちろんだけど
何より立川志の輔さんの芸歴に裏打ちされた噺家の圧倒的スキル。
声色、声量、間、仕草の一つ一つで
たくさんの人物を表現されていて
一挙手一投足、一言一言に目も耳も奪われっぱなしだった。
体一つ、声一つで成立させてしまう
言葉のプロ、とてもかっこよかった。